2019年11月01日

新ビジネスモデル/書店の新しいスタイル「文喫」

                     
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
 ↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
無料経営相談 実施中!!


書店をめぐる従来のビジネスモデルが崩壊、街に存在した「本屋さん」が次々に閉店している現状を皆さんも感じていることと思います。
昨年、東京・六本木に入場料を払って入店して約3万冊の書籍を自由に読める「書店」がオープンして話題となっています。
六本木の青山ブックセンター跡地にオープンしました「文喫」は、入場料1,500円(税抜)を支払って入場して、おかわり自由であるドリンク(コーヒーまたは煎茶)代が含まれており、飲み物を片手に1日中利用可能であることが特筆すべきです。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







店内には「文喫のたしなみ方」という店内ルールが存在します。
1.総合受付で入場バッジを受け取る。
2.飲食受付で珈琲・煎茶(おかわり自由)を受け取る。
3.じっくりと本を選び、好きな席で過ごす。
4.意中の一冊と出会うかもしれない。
5.店内の全ての本が購入可能。
6.お帰りの際は入場バッジを受付に返す。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








電源完備の閲覧室、緑の卓上ライトは本を読む人にとって雰囲気や居心地が評判であり、ちょっとしたレトロ感も嬉しい演出です。
テーブルは大きく、画集を広げたり何冊も関読しても十分なスペースが確保してあり、店内にWi-Fiも完備してPCでの資料作成する作業もできるように設計してあり、PC作業している人もいるようです。
気兼ねなく長居ができる「仕組み」と「仕掛け」は楽しそうですね。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







店内には飲食ができ、喫茶室では軽食やケーキ、アルコールまで提供しているため一日中滞在しても飲み物や食事や困りません。
しかも料理は本格的であり「ハヤシライス」はとろとろに煮込んだ牛ほほ肉をナイフとフォークを使って食べるほど、こだわっています。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







これまでの書店はリアルに「物」そのものを価値としたビジネスモデルでしたが、今回ご紹介しました「文喫」は明らかに「居場所」を勝ちとして提供する全く新しいビジネスモデルとなっています。
人が集まるコミュニティとしてのスペース、快適で居心地の良い空間を作ることで長時間滞在できる「居場所」が求められている環境か。

これからのビジネスモデルで重要なファクターになるのは「長時間居ても苦にならない、居心地の良い空間」が環境変化として起きていると実感するのは私だけではないと思います。
皆さんの新しいビジネスモデルとして参考になる事例だと思われます。



















無料経営相談 実施中!!








にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへブログ村「コンサルタント部門」に参加しています。
ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。