2017年12月29日

出世を望まない20~30代の本質

                     
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先日、何気なくSNSを見ていましたら面白そうなタイトル記事を発見
しましたので本日、記事にして投稿させていたぬだきます。
タイトルは『20~30代が出世をのぞまなくなってきた本質』。
私の時代には、その年代は出世競争でしたので興味があります。
「管理職になりたくない」という若手・中堅社員か多くなってきたこと
は職業柄からも強く感じていました。そして本質とういう表現に大変に興味をそそられました。(笑)

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







リクルートマネージメントが3年おきに実施しています「新人・若手の
意識調査」によりますと、
「管理職になりたい」「どちらかと言えはなりたい」と回答した割合が
210年には55.8%だったのが、2016年の新人で31.9%と25%近く
も減少していることが顕著な傾向として現れています。
しかも2016年の新人では「管理職になりたくない」「どちらかと言えばなりたくない」という否定派が37.9%となり、調査開始以来初めて
管理職になりたい人達を上回る結果となっています。
またこの結果は新人だけではなく、入社3年目の若手社員、入社7年目
の中堅社員でも同様の結果が出ているというから驚きです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







管理職になりたくない理由は様々ですが多い理由として「ストレスが増
えるから」「責任が増えるから」「管理職に向いていないから」「ワー
クライフバランスが大切だから」
等々、自分自身が大変になることが嫌
だという回答が圧倒的な要因のようです。
そのような回答する若手社員の背景には何があるのでしょうか。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







背景にある第一の背景は「管理職の役割自体への疑問」のようです。
仕事の専門性、多様性が進んでいる中において、上司が全ての業務に対
して精通していることが無くなってきています。
従って部下が困っていても的確なアドバイス指示が帰ってこないケース
も増えており、成果が挙がるとも思えない状況です。
むしろ余計な管理業務を増やしたり、プレッシャーを掛けることが多く
上司として存在価値が見いだせないようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







第二の背景として考えられるのは「管理職責任の大変さを理解しており
自分の生活を犠牲にしてまで負荷を背負う存在にはなりたくない」
こと
が背景にあるようです。
部下の立場から見ますと、現在の管理職の上司を見ますとビジネス環境
の変化のしわ寄せを全て抱え込まされている存在に見えるようです。
それに見合うだけの報酬やヤリガイ・喜びが見えていないのです。

そして第三の背景が「若手世代が働く上で重視している価値観が変化してきている」ことも大きな背景です。
リクルートマネージメントが調査する「新人・若手の意識調」での若い
世代が重視する上位4項目が、
「収入が安定している」
「失業の心配がない」
「健康の心配がない」
そして最後が「仲間と楽しく働ける」



この価値観の変化はバブル崩壊以降、急速にすすんでいるようです。
バブル崩壊以降に目立った「人と組織の崩壊」が、企業社会に依存する
人生の怖さと難しさを若い世代に植え付けてしまったようです。

良い悪いではなく、若い世代は既に多くのしがらみから自分達を解放する人生を選び、心豊かに暮らし自分らしさを模索しています。
ところが企業の中に入ると、目の前の業績に追い立てられ、組織の論理に振り回され、自分自身の全てを犠牲にする生活。その象徴的な存在が「管理職」なのです。

長い間、管理職を主軸としてきた「組織マネジメント」の在り方自体が
、根底から覆されてきているのが現在です。













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