経営コンサルタント 戸塚友康 の推進力ブログ! (株)ビジネス・サポートコーポレーション
経営コンサルタント 戸塚友康 のブログです。豊田市と浜松で経営者の学びの場「成果塾」を企画運営。
2017年12月22日
三越伊勢丹「前倒しセール」の背景/前編


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百貨店国内トップの三越伊勢丹ホールディングスが、今冬でのバーゲン
セールを2018年1月4日からスタートすることが明らかになりました。
同社は2012年夏から続けて、同業他社より2週間ほど遅れて夏と冬の
2回のバーゲンセールを実施してきましたが、今回は同業他社と同時期
に開催する方針に切り替えました。
この「前倒しセール」参入には、どのような意図があるのか。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
百貨店各社は、売上が落ち込む中で少しでも需要を喚起しようと夏と冬
のセール時期を前倒ししてきた経緯があります。
この戦略に異を唱えたのが三越伊勢丹ホールディングスの大西前社長で
あり、セールの後ろ倒しこそ百貨店の「再興」を目指した戦略でした。
当時「需要最盛期に適正価格で販売するのは当然のこと。顧客への価格
への信頼を取り戻すことも我々の大切な役割だと認識している」と大西
前社長は延べ、最盛期でのバーゲンセールに異論を唱えてきました。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
しかし大西氏から後を任された現在の杉江社長は、当初からセール時期
を同業他社と合わすことを考えていたようです。
大きな要因は売上の不振であり、足元だけを見れば訪日客の消費拡大で
都心店は回復基調にありますが、あくまで限定店舗で、いつまで続くか
外国人観光客頼みでは本来の姿ではない。との思いがあるようです。
不振の続く地方店からは「セール時期を戻してほしい」との切実な声が多く挙がっており、今期は在庫処分を優先することを宣言してセールの前倒しを決定したようです。
取引先のアパレル各社も、三越伊勢丹の方向転換を歓迎しています。
他社との時期をずらしてのセールは対応に手間が掛かり、苦労していた
のが本音のようです。
ネット販売が拡大していく中、百貨店業界の老舗とはいえ、三越伊勢丹
だけを特別扱いする意味が薄れていたこともあります。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。
次回は後編をお届けします。
インフルエンザ明けですのでキレが戻っていない内容かもしれません。
お許しください。 (笑)

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