2017年01月20日

ファミレスが続々と24時間営業を廃止

                      
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大手ファミリーレストランが次々と「24時間営業」を廃止する施策を
打ち出していますが、かつてのサービスの代名詞ともいわれていました
「24時間営業」に大きな転換期が来ています。
ファミリーレストラン大手のロイヤルホストも店舗の中で唯一24時間
営業を実施していた東京府中店でも今月末で深夜営業を終了する予定であり、ロイヤルホストは全223店舗で24時間営業を終了します。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






24時間営業を廃止、あるいは縮小している企業は「ロイヤルホスト」
だけではなく、既に「ガスト」「ジョナサン」などの大手チェーン店
を運営する「すかいらーく」は、昨年12月には987店舗のうと8割
に該当する750店舗で深夜営業の見直しを実施しています。

では何故、ファミレスが24時間営業に限界を感じ廃止や縮小といった
方針転換に切り替えて行くのか・・・・

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






答えはふたつ。 ひとつは単純にお客様が集まらないから・・・・

時代背景も大きく影響していましたが、車で気軽に深夜のファミレスに
若者が集まるのはコミュニケーションの場として最適だったのです。
他に深夜に集まる場所もなかったので「店を開けていれば客が来る。」
といったドル箱の時間帯だったのです。
しかし、携帯電話・スマートフォンの普及によりコミュニケーションの
「場所」としての必要性やニーズが薄れ、客足は減少の一途でした。
ファミレスの役割として「24時間、食事を提供する社会的責務」との
考え方で廃止には踏み切らなかったのですが、追い打ちをかけたのが、
ここ10年ほど深刻になっている「人手不足」の問題です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






ドリンクバーの需要が多い深夜の時間帯でも調理要員は頭数が必要とな
り、アルバイトを集めるには時給のアップが必要になります。
人件費が膨らんで赤字体質になる可能性が大きく、深夜を正社員で賄う
ことを実施すれば長時間労働の問題が発生します。

つまり「客は集まらない」「スタッフが集めにくい」となれば、必然的
に継続するか廃止するかの選択に辿りつきます。
ある関係者は「ファミレスの果たす社会的役割が大きく変化してきています。食事の提供としての役割はランチやディナーの充実をはかることで対応して行くのが現在の役割です。」と語っています。

改めて企業は「環境適応業」だと再認識させられるニュースでした。












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