2014年12月07日

高校野球のタイブレーク導入

                      
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日本高野連が先日の理事会で、延長戦で人為的に走者を置いて試合での
早期決着を図る「タイブレーク」制度の導入を、来年の春季地区大会で
一律導入を決定しました。
延長のどの回から始めるか、走者を何人置くかなどの詳細は来年の1月
末をメドに決定する予定のようです。
このような「タイブレーク」の検討・導入を議論の原点は、1979年の
甲子園大会での箕島-星稜戦の延長18回ではなかったでしょうか。




*1997年の箕島-星稜戦の関連写真を掲載させていただきました。




技術・振興委員会では「選手の健康管理と大会のスムーズな運営方法を
解決するための方策。大きな一歩を踏み出した。」
と語り、高野連では
今夏には加盟対象校にアンケートを実施しました。
投手の投球回数や投球数の制限は1割程度の賛同しか得られなかったの
ですが、「タイブレーク」は消極的賛成を含めて半数の高校が肯定的に
捉えている結果が出ていました。

しかし10月の技術・振興委員会では「時期尚早」との反発が多く、合意
が得られず今回の理事会では日本高野連と現場サイド双方が最大限譲歩
した結果となったようです。
全国を9地区に分けて実施する春季大会の勝敗は春夏の甲子園大会には
直結せず、試合の流れを中断する「タイブレーク」方式は甲子園大会や
それにつながる地方予選での採用には更なる反発が予想されます。

日本高野連が目指す「春夏の甲子園大会での採用」には多難な船出です
が、大きな改革だけに現場の声を聞きながら一歩一歩進めて行くしかな
い状況のようです。

高校野球ファンには、とても気になる動向です。




昭和54年(1979年)の箕島-星稜戦の動画













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