2014年07月20日

驚きの逆転現象/最低賃金が生活保護を下回る

                     
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先日、厚生労働省の調査にて驚きの事実が表面化しました。
最低賃金で働く人の手取り収入が生活保護受給額を下回る「逆転現象」
が起きているのが、北海道・東京・宮城・兵庫・広島の5都道府県だと
判明しました。
また、不正受給も数字には表れませんが対策が急がれています。

*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。




今回の「逆転現象」は、2013年に最低賃金の引き上げで逆転現象が起
きていた11都道府県から北海道のみに減少したのですが、社会保険料
の負担増加などによる労働者の手取りがが減少したことが要因です。
最低賃金が生活保護の受給額より少なければ、働き手の勤労意欲は高ま
らない以前に働くことがバカらしく思う人も出てきます。

*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。



最低賃金法では、最低賃金が生活保護を下回らないように配慮すること
を定めていますが現状では対策は不十分のようです。
2014年度の議論では全体の底上げとともに「逆転現象」の解消が焦点
となってくることでしよう。

個人的な見解ですが、最低賃金の底上げや生活保護水準の金額検討以前
「生活保護の支給要件」を厳しくしないと解消しないと思います。
もちろん事情により本当に働きたくても働けない。人がいることも事実
のようですので、慎重に議論してほしいですが・・・・

働く人より働かない人のほうが賃金が多い「逆転現象」だけは改善して
欲しいと実感します。










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