2014年04月26日

再浮上した『残業代ゼロ』の行方は・・・・

                      
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皆さん覚えています・・・・・・・
2007年の第一次安倍内閣で導入がはかられた『ホワイトカラー・エグ
ゼンプション制度』
のことを・・・・・
この制度は、WE=労働時間規制適用免除制度といいまして、いわゆる
「残業代ゼロ」の成果主義制度のことです。
政府の息のかかる産業競争力会議の民間議員達により、再び再浮上して
公の場に登場してきました。

*関連イラストをインターネットより抜粋させていただきました。




安倍政権が労働基準法で定められた「1日8時間、週40時間」の規定
を崩してまで、何故この制度の導入をはかるのか・・・・
それはアベノミクスによる景気回復を本物にするためには、その担い手
である企業の成果が上がらないと・・・・・と考えているからです。
雇用の流動化をを叫び、従業員の新陳代謝を促進することにより企業の
生産性をアップさせるのが狙いのようです。

この制度には当然のように賛否両論があり、「日常的に長時間労働を強
いている“ブラック企業”の権力を増大させ、従業員は弱い立場に追いや
られる。
」という見解を示している専門家もいます。
また、「国はメンタルヘルスの需要が急増している実態を憂いながら、
かたや精神破綻に直結する可能性のある、長時間労働を助長する政策を
押し通そうとしている。」
と厳しく批判しています。


*関連イラストをインターネットより抜粋させていただきました。




一方では企業側の言い分は「先進国では労働時間の長さを報酬換算する
“作業者”と成果や達成度合・生産性等で報酬換算する“ホワイトカラー”
に分類する雇用改革が必要である。働く人達が選べる選択肢がおるのも
大変に公平である。」
との意見もあります。

私は仕事柄と立場上を考慮しますと経営者側の言い分に賛同します。
安倍政権で『ホワイトカラー・エグゼンプション制度』が再浮上したの
はいいのですが十分に議論し、どちらを選ぶにしても相互の問題点での
配慮は必要不可欠であることに間違いないようです。






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