2013年09月19日

軽自動車増税は「弱い者イジメ」?

                      
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軽自動車国内最大手のスズキの鈴木修会長が吠えました。
その理由は、軽自動車税の増税が議論・検討されていることに対しての
発言であり「弱い者イジメ」が話題となっています。
軽自動車増税については、賛否両論があり今後の行方に注目です。

*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。



軽自動車は普通自動車よりも安い自動車税であり、普通自動車は排気量
により29,500円~111,000円の負担となっています。
それに比排気量660cc以下の軽自動車になりますと、税額は7,200円
と大幅に安くなっています。
軽自動車が安い税金の理由は、高度成長期に庶民に広く自動車を普及さ
せることを目的として制定されたようです。
しかし現在の社会では軽自動車の仕様も普通自動車と変わらなくなり、
自動車税に大きな差があるほうが不公平である。との意見もあります。


また軽自動車の安い税率が、米国製自動車の日本参入を阻んでいるとい
うTPP交渉で問題視されている。ことも税率見直しの根拠なのです。
しかし、軽自動車の増税の背景の本音は、軽自動車を含む自動車を購入
するときに掛かる「自動車取得税」の廃止の案があるようです。


自動車産業界は、来年4月の消費税増税の影響を最小限に抑えるために
「自動車取得税」の廃止を強く要望しています。
政府も2015年の消費税10%に合わせて、「自動車取得税」の廃止を実
施する方針を打ちしています。
これに強く反発したのが地方自治体でした。
「自動車取得税」は地方税ですので、これを廃止すれば、困窮している
地方自治体の財政は、更に窮地に立たされます。


その結果出てきたのが、同じ地方税の扱いである「軽自動車増税」の案なのです。
日本の財政が困窮しているのは誰もが理解しています。
どのように決着をつけるのか。生活に密着している問題ですので、今後
大きな関心を呼ぶことでしょう。












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