2013年07月09日

「身を切る改革」に疑問/国会議員の平均所得

                      
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参議院選挙のま最中ですが、先日発表されました2012年分の国会議員
の平均所得は2061万円と前年を約3万円上回り、5年ぶりに増加した
ことが判りました。

*関連する図表をインターネットより抜粋させていただきました。



国会議員の所得は「国会議員所得公開法」に基づいて毎年実施されてい
るのですが、アベノミクスが発表され景気感が良くなったり、円安傾向
や株価が上がる前の時期である2012年の所得です。
皆さんはこの金額をお聞きになり、どのよえに感じるでしょう・・・

財政健全化のために「消費税値上げ」「公共料金値上げ」「社会保険料
の値上げ」
と国民に負担を賭けることが先行しているのは、理解したと
しても、肝心の財政健全化へ向けての施策を決める人達が自分たちのは
特別。では納得する国民は誰も居ないのではないでしょうか・・・


「身を切る改革」とは口先ばかりであり、国会議員は給与の他にも特権が数多くあるのも、知られていません。
具体的に調べてみますと、特権が出てきますね・・・
「公設秘書3名の国費負担が認められている」
「議員会館に事務所が与えられている」
「JR全線(特急・グリーン料金含む)が全額無料」
「航空券は月4往復の無料券」
「都心の一等地の議員宿舎に居住が可能」
「文書通信費・電話代の支給制度がある」

などなどの一般国民からすると考えられない優遇措置があり、特権とし
て国費から支給されています。



誤解のないようにいいますが、国会議員の給与が高いのが悪いと言って
いるのではなく、本気になって「財政健全化」を進めているとは思えず
逆に国会議員が既得権を守っているように見えます。
何故、この時期(2012年)に「身を切る改革」を推進する人達の給与
が上がり国民の負担が増えるのか全く理解できません。

こんなニュースばかりで投票率があがらないのは当然だと思います。
まず国のリーダーが襟を正すことからスタートしないと、日本の再建は
掛け声倒れになってしまうでしよう・・・
東京都の選挙で共産党が大躍進したのも判るような気がします。

自身の襟を正すリーダーの出現を期待します。








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Posted by 戸塚友康 at 09:33 │戸塚友康コラム

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