2012年11月10日

2012年国家公務員の冬季ボーナスでの思い

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民間調査機関が2012年の冬季ボーナスの見通しを発表しました。
それによりますと民間企業の一人当たりの平均支給額は36万6500円と
なり、冬季ボーナスとしては比較可能な1990年以降で、過去最低水準
を4年連続で更新することが濃厚のようです。

*インターネットよりイラストを抜粋させていただきました。


ここ数年、ボーナスの算定基準となる所定内給与の低迷が続いている上
ボーナスに反映される2012年度上半期の業績が伸び悩み、さらに先行
き不透明感が高まり、企業側は人件費を中心とした固定費抑制を強める
ことは当然の施策であります。

産業別では、製造業で働く人の平均支給額は45万7300円となっており
非製造業は同34万5600円と共に前年を下回りそうな予測です。
「輸出の低迷などを受けて生産の減少、小ロット化が進む製造業では、
足元の景気感が悪化しているうえ、先行きにも慎重に見方が強く、冬の
ボーナスを抑えることになるだろう」と語っています。


一方、公務員のボーナスの見通しは、どうでしようか・・・
総務省の発表によりますと、国家公務員(管理職除く)の2012年夏季
のボーナスは51万3000円と前年を10%近く下回りました。
これは人事院勧告による基本給の引き下げに加え、復興財源確保を目的
として成立した「特例法」により、国家公務員の給与、ボーナスが引き
下げられたためであります。
国家公務員の2012年冬のボーナスは56万2800円と夏に続き大幅に減少
する見通しです。

しかし、私達の税金等で支払われている国家公務員の給与やボーナスが
民間企業を上回るというのは如何なものでしょうか・・・
また、年齢上昇による平均給与が上がるので減少幅が緩和されることも
ありイマイチ納得いかないのは私だけでしょうか・・・

国家公務員の方達を責めるつもりは毛頭ありませんが、日本の国自体が
大変な財政赤字であり、民間企業も80%以上が赤字の状況で税金などの
収入が増えることは現状では不可能です。
これで消費税を上げれば個人消費も落ち込み、益々財政難になり最後は
「国の破綻」しかないのでは。という状況ですので、せめて民間企業の
水準ぐらいに人件費(ボーナス)を抑えて欲しいものです。

今年の民間企業は「冬季ボーナス支給ゼロ」も現実ありますので・・・





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Posted by 戸塚友康 at 09:36 │戸塚友康コラム

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