2012年08月02日

最低賃金が生活保護を下回る「逆転現象」

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
 ↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。



先日、新聞にて注目すべき記事が掲載されていましたので、投稿させて
いただきます。
記事のタイトルは『最低賃金7円増目安』
厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会の委員会は、2012年
の地域別最低賃金の引き上げ幅の「目安」をまとめました。

*インターネットより抜粋させていただきました。



厚生労働省の試算では、時給で示される最低賃金の全国平均は前年度比
の7円増の744円に上昇するそうです。
東日本大震災の影響を受けた前年度並みに低水準の引き上げ幅です。
しかしながら、最低賃金で働いた場合の収入が生活保護のを受けている
人達の支給水準を下回る「逆転現象」は、北海道と宮城県では解消され
ず、来年度以降に持ち越される状況です。

最低賃金が生活保護を下回る「逆転現象」は現在、11都道府県で発生し
ており、今年の最低賃金の引き上げに目安により北海道と宮城県を除い
た9都府県で解消する見込みです。
審議会は原則、2年以内での逆転現象解消を目指しているようですが、
実際の解消の時期は再起の審議会に委ねられた形となりました。

そもそも、最低賃金で働いた収入と生活保護が同金額程度ならば、当然
「働くのが馬鹿バカしい」と思う人が出てきても当たり前です。
国の雇用・労働に対しての考え方や方針・施策が世間の実態に合ってい
ないと思わざる得ないのが「最低賃金」「生活保護」の矛盾です。

生活保護の財源が膨れ上がっている現在、地域によっては大きな問題と
して取り上げられています。
何とか国民が安心して働ける「雇用施策」を創設してほしいものです。





にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへブログ村「コンサルタント部門」に参加しています。
ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。