2012年06月13日

日本の超優良企業の衰退/任天堂

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先日、日本の超優良企業であったソニーの衰退の現状を記事にしました
が、ソニーに続き超優良企業であった任天堂が連結決算開始後に初めて
の営業赤字に転落したことが判りました。
売上高は36.2%減の6476億円最終損益も前年の776億円の黒字から
一気に432億円の赤字
へと1年で1208億円の減少幅となりました。


*写真はインターネットより抜粋しました。


今期の売上減少要因は、主力の携帯型ケーム機「ニンテンドー3DS」
を中心に、欧米景気の失速で販売台数が大きく落ち込み、なおかつ円高
による海外収益の悪化と分析しています。
そして、ゲーム機の販売に付随するソフトの販売も当初の予定を大きく
下回ったことも業績悪化の原因と見ています。

今期の業績予測は、「Wii」の後継機である「Wii U」を年末に
日本と欧米にて同時発売し、巻き返しの起爆剤としているようです。
ただし、上期は営業赤字を見込んでおり、業績回復は下期からと厳しい
予測を立てています。


任天堂は上場企業としては珍しく労働組合がなく、会社が賃金・昇給・
賞与等を決めているという特徴があり、上期の業績が回復しないことを
受け、正社員に支給する今夏の賞与を平均20%削減することで対応する
ことを決めたそうです。

かっての日本を牽引してきた超優良企業の業績悪化・衰退が続いており
、いよいよ時代の大きな転換期が間近に迫ってきました。
過去の成功体験に拘らず、企業としてのイノベーション(革新・改革)
を実行する時期が来ました。

企業経営に携わっている経営者の皆さん、革新・改革等に乗り遅れない
ようにイノベーションを断行して下さいね。







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