2012年05月02日

日本経済沈滞の象徴/日本IBM「サムライ」去る

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少し前のネットニュースを見ていましたら、とっても残念な記事が掲載
されていましたので、ご紹介します。
タイトルは『日本経済沈滞ぶり象徴 日本IBMから「サムライ」去る』との見出しが踊っていました。

*画像はインターネットより抜粋させていただきました。


日本IBMは5月15日、56年ぶりに外国人が社長に就任し、大きな転換
期を迎えることになりました。
かって「日本化路線」で国内のコンピューター市場をリードし、IBM
ノートパソコンの世界共通製品「シンクパット」の原型機を市場に出し
て存在感を示した同社ですが、ここ10年間の売上高は半減し、グループ
内での地盤沈下が目立っていました。
新社長が掲げるのは「グローバル化の徹底」。
独自路線を歩み続けてきた日本IBMは、大きく方針変換を行い再浮上
を目指す姿は、日本経済の沈滞ぶりを象徴するかのようです。


「グローバルに存在するIBMの経営資源を日本に持ってくるうえで、
最もふさわしい人材だ!」

橋本孝之社長はトップ人事の発表会見で、次期社長が日本人でなかった
理由を記者団に聞かれ、回答されました。
次期社長のマーティン・イェッター氏は米IBMの経営戦略を担当する
副社長であり、現在52歳。
「ビジネスのグローバル化は自然な流れ。国籍を問わず、優秀な人材を
登用する必要がある。」
と強調した。

かっての日本IBMは外資系企業でありながら、国内に根差した先進的
なビジネス展開を進め、黎明期の国内IT市場をリードし、米本社とも
対等に渡り合える実力を備えていました。
新卒の学生からの人気企業ランキングでは常にトップだったのは、少し
前の話ですよね。 とっても残念な思いです。

新社長を迎え、事業再構築を断行すると予測される日本IBMの動向が
今後、注目の的なることでしょう・・・








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