2011年07月22日

講演終了後の残念な一言

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いろいろな企業さんや各種団体(商工会・JC・倫理法人会)より講演
の依頼が、年間30~40件ほど舞い込みます。


「講演依頼を断らない」ことを前提にしていますので、講師を務めさせ
ていただくことは、大変にありがたいと思います。
「私でも少しでもお役にたてるのでしたら・・・」との思いで、お受け
させていただくのですが、最近とても強く感じることがあります。

それは、講演終了後に
「大変、素晴らしいお話でした。」
「とても参考になる話しでした。」
などの賛辞を言っていただき、名刺交換に来ていただく方が多いのです
が、チョツピリ残念な気持ちになります。

20年以上にわたり『ビジネスコンサルタント』として活動していますと
相手の真意をはかる洞察力が磨かれて行きます。
講演終了後に「良い話しでした」「参考になりました」といわれる方達
を講演中に見ていますと、真剣に聞いているようには見えません。
そして講演終了後にはニコニコして名刺交換に来られます。

私自身は「良い話し」「参考になる話し」をする気は全くありません。
何故なら私達『ビジネスコンサルタント』は、
『成果・結果を出してナンボの世界』
だからであります。
ですので、どんな小さな講演会でも『成果・結果を出す』
ことが私自身の中での絶対条件なのです。

「良い話しでした」「参考になりました」と言われる方達は、会社に戻
ったら、いや講演会場を出たら70%以上は忘れています。
翌日になったら95%以上は完全に頭から飛んでいます。
一週間経過したら「そんな話し聞いたかな?」といった程度の記憶しか
残っていません。
まだ、私自身の実力が聴講する方達に
「会社に帰ったら、早速実施しないと・・・」
と聴講する方達を、感動の領域まで感じてもらうの実力がないんだ。
と歯がゆい思いをします。


今後、講演会・研修会・勉強会などに参加される方にアドバイス。
良い話しや参考になる話しは、すぐに忘れてしまいます。
会社に帰ったら「これは実行しよう」という内容を一つだけ
見つけに行く。姿勢が良いと思います。

60分、90分の時間を大切に活用しましょう。





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Posted by 戸塚友康 at 09:51 │人間力を磨く

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