2011年04月20日

ドンキホーテが高島屋を超える

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東日本大震災の影響は株式市場の「序列」も大きく揺さぶりました。
株価と発行済み株式数を掛けた株式時価総額で、ディスカウント店大手
「ドン・キホーテ」が百貨店大手の「高島屋」を逆転する現象が起き
ています。

*写真はインターネットより抜粋しました。


東日本大震災前日の3月10日、ドンキホーテの時価総額は2119億円
だったが4月15日時点で2279億円160億円増加しました。
震災や計画停電を受けて、懐中電灯や電池などの防災グッズ等が売れた
ほか、食料品や飲料水、トイレットペーパーなどの“買いだめ”需要も
あって売上を伸ばしています。

一方の高島屋は3月10日時点で2176億円とドンキホーテを上回って
いたが、4月15日には1799億円377億円の大幅な減少となり、
ドンキホーテに逆転を許しました。
震災後の自粛ムードにより、高額な衣料品や宝飾品やブランド品などが
売れなくなったほか、原発事故を境に上客の中国人観光客が一気に姿を
消したことが高島屋にとって痛手となりました。

ドンキホーテと高島屋は今年3月に入り、時価総額で拮抗していました
が、震災を機に一気に差がついてしまいました。
百貨店では三越伊勢丹ホールディングスが4月15日現在、2967億円
とドンキホーテを上回っているが、震災前に比べて20%近く減少して
いる結果となっています。

百貨店の不振が目立つ一方、ディスカウント店やホームセンターの健闘
が目立ち、震災後の消費者の行動が株価に大きく反映しています。


数年前に堀江貴文氏率いるライブドアが「時価総額」という企業価値を
引っさげて市場を騒がせてから、「時価総額」が一般的にも浸透してき
ています。
今回の逆転劇は、市場の大きな変化が起こる前兆でしょうか・・・・







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