2011年01月07日

座標変換 第二弾/会社離れ ゆたかさを得る

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昨日、ご紹介しました中日新聞連載の『座標変換』

本日は第二弾「会社離れ ゆたかさ得る」
  



秋山公二さんは、花形ラグビー人生を送っていました。
俊足ウイングとして法政大学で大学日本一。卒業後は東芝府中に就職
し、自分自身のトライで日本一にも輝き、23歳以下の日本代表にも選
ばれる順風満帆の人生を送っていました。

ラグビー引退後は仕事で完全燃焼することを決めていましたが、本社
の設備予算の管理、工場で予算より実績が上回ったら、別の項目での
穴埋めをする。との数字の帳尻合わせが仕事でした。
「誰かかがやらないといけないが、自分でなくてもいい。とても子供
に誇れない。」

良くも悪くも“まっすぐすぎる”性格で、モヤモヤは消えなかった。
明るい性格で上司にも可愛がられ、大学の同級生と結婚。男子二児の
子どもにも恵まれ、年収も800万円目前。
しかし、本心は「数字を扱う仕事は苦手であり、人を相手にした仕事
がしたい」
大企業は安泰と言われるが、それが不変とは限らない。
「会社から降りるのも人生。収入が減っても幸せは見つけられる。」
会社に感謝しつつも腹をくくった。

心機一転の思いと、南の島のイメージが重なり、自然の中で子育ても
してみたい。二年かけて妻と価値観を共有する。
そして2007年2月に鹿児島県・種子島に移住した。
2008年にビワの葉を使った“お灸”の治療院を開業。
「人の役に立てて、心地よい。また、子どもにも胸を張れる。」
月収は多くて15万円。少ないときは10万円を切ることもある。
しかし、近所の人が食べ物を差し入れてくれ収支は安定してきた。

会社が求める右肩上がりの成長から離れ、シフトダウン(減速)した
ら楽になった。
休日は子どもと泥だらけで遊んでいる。来月には三人目の子どもにも
会える。
「人の縁で何とかなるという
      心の安定を得た。幸せです。」



現在の日本社会では「出世」「競争」といった労働志向は今は昔。
成熟した現代社会で20代~30代の人達は、

『まじめに働けば報われる』
社会ではないと気づいている。
リスク承知で「競争」「管理社会」から降りて行く。
自分なりのゆたかさを求める人が増え、大きな流れとなりつつある。





*中日新聞一面「座標変換」より抜粋しました。








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Posted by 戸塚友康 at 09:08 │感動体験

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