2010年02月25日

経営者の本来の職務

先日、ブログ記事にて最近の企業経営者の相談で多い内容が、
「売上(業績)が下降しているが、どうしたら良いか?」が圧倒的
に多いと投稿しました。

しかし実態は、経営者としてやるべき職務を遂行していない
経営者が多い。と実感します。
経営者が行わなければならない職務は、
経営理念に則りながら「経」と「営」
   のバランスを取った事業運営
      を組織を活用して推進する。

これが唯一で最大の経営者の職務であります。

経営の『経』の意味するところは、
時代や環境が変わっても変えてはいけない、不変的なモノ。
つまり「道」であったり「理」等の法則のこと。
企業で言いますと「フィロソフィー」「経営理念」「社是・社訓」
該当します。
また、経営者の「創業精神」「思い」「熱意」等も同様の位置づけ
となるでしょう。

経営の『営』の意味するところは、
時代や環境の変化に順応し、変えなければならないモノ。
企業で言いますと「技術」「スキル」「基準」「システム」などが
該当すると思われます。

この『経』『営』のバランスを取りながら組織を活用し、
企業目的を達成する。
ことが経営者の本来やるべき職務であります。

如何でしょうか・・・・?
まだまだ、やるべき事は山積しているはずです。
売上・業績の低下を嘆く前に、まずは経営者のやるべき職務を
徹底して遂行しましょう。



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