2017年06月23日

明治「エッセルスーパーカップ」が売れ続ける注目の調略/前編

                      
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日本経済が大きく変わろうとしている昨今で、「アイス市場」が異常な
盛り上がりをみせてマーケットが成長しているのをご存知でしたか。
日本アイスクリーム協会によりますと、2015年販売金額は4647億円と
なっており、10年ほど前から右肩上がりで成長しているようです。
確かに「ガリガリ君」「ピノ」「パピコ」「チョコモナカジャンボ」
の定番商品が次々に思い出されるほど充実しています。
しかし、アイス市場でトップは「明治エッセルスーパーカップ」です。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







「明治エッセルスーパーカップ」は1994年に発売、翌年の1995年には
トップの座(ハーゲンダッツを除く)に就き、競争が激しい業界で20年
以上トップの座を維持している秘密は何処にあるのでしようか。
その最大の理由を同社のマーケティング担当者に尋ねると第一の要因は
「価格とボリュームの価値観を消費者が評価している。」

発売当時のカップアイスの主流派【150mlで100円】。
その壁を破るように明治は【200mlで100円】というボリューム感と
価格でアイスクリーム業界に勝負に出ました。
アイスクリーム全ジャンル中で「エッセルスーパーカップ」約220億円
で、第2位の「ガリガリ君」の約145億円を大きく引き離して、断トツ
の状況で推移しています。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







では何故、このような価格で商品を発売できるのでしょうか。
結論的にいいますと、植物性脂肪を使い低コストを可能にしました。
「エッセルスーパーカップ」はアイスクリームではなく、乳脂肪が少な
い「ラクトアイス」という分類に位置づけられます。
濃厚な味わいを楽しむには乳脂肪が多いほうがいい、しかし乳脂肪が多
いとコスト高になるので、考えられたのが乳脂肪に比べてコストが安い
植物性脂肪を使うことで、「量が多くて、あっさり食べられる」という
【新しい価値観の創出】でした。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






更に「エッセルスーパーカップ」の人気の秘密をさぐりますと、
1995年から業界トップに君臨していましたが、1999年他社から新商品
が発売され、翌年にはカップアイス市場で第2位に転落した時期があっ
たのですが、その時の対応が注目すべき内容でした。
当然社内では「リニュアルすべきではないか」「スペックを見直す時期では」「フレーバー展開をどんどん行う戦略が必要」というような様々な意見が飛び交ったようです。


この企業としてのピンチにどのような戦略で乗り切ったか。
明日以降の後編でご紹介します。





















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