2015年10月18日

『東京ばな奈』の販売戦略&ブランド構築/後編

                      
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前回の投稿では『東京ばな奈の販売戦略&ブランド構築』前編を記事
しましたが、本日は後編をお届けします。
『東京ばな奈』の基本戦略はIT化の販路拡大時流に乗らず「東京でし
しか買えない」。
お土産として希少価値を高めたブランド化でした。
しかし、過去には自社のブランドを守るために、経営が硬直化して自滅
した企業やブランドも数多く存在します。
『東京ばな奈』製造元であるグレープストーンはどうなっているか。

*インターネットで関連写真を抜粋させていただきました。





東京土産ブランドを死守すべく地方で販売しないものの『東京ばな奈』
の名前を被せたパイ・ゴーフレット等の一部関連使用品は、オンライン
ショップや関西国際空港、中部国際空港内の売店といった「東京以外の
地方」
でも販売する柔軟な経営姿勢を行っています。
確固たる中心軸を保ちつつ柔軟性を持つことで信頼と信用を得る。こと
を着実に積み重ねていることが伺えます。

*インターネットで関連写真を抜粋させていただきました。






来年、『東京ばな奈』は発売から25年の節目を迎えます。
今まで数多くのお客様が慣れ親しんだバナナ風味のカスタードクリーム
と信頼と信用を築きあげてきたブランド力が大きな財産であり、現在の
売上の推進力であります。
しかし、そうしたブランド力と製造元の信頼をベースを基に大勢の人達
が行列に並び購入する地方から出張したビジネスモデルに悪運が漂って
いる現実もあります。

それは製造元のグレープストーンとは一切無関係の販売代行業者による
ネット通販での販売であります。
「東京でしか買えない」ことを希少価値としてブランド力を守っている
のですが、事実上は全国どこからでもクリックひとつで『東京ばな奈』
は手に入ります。
しかし、その価格は通常の倍以上の値段であり「東京でしか買えない」
という顧客心理につけ込んだ販売代行業者が、存在して価格を大幅に吊
り上げているのです。

こうした行為はモラル的には大問題でありますが、法律上から見ますと
違法販売とは言えないのが現実のようです。
自社のブランド力と信用を壊され兼ねない販売代行業者の動きについて
製造元のグレープストーンでは「お客様から見て高価格に吊りあげられ
ている商品が製造元の弊社が操作している。との誤認識を与える可能性
があり、それが辛くて申し訳ないです。」
と語っています。


自社のブランド力と信用を傷つけられても、販売代行業者を非難中傷す
る前に「お客様への配慮を気遣う」。
そんな製造元の気配りが最大の魅力なのかも知れませんね。











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