2015年02月13日

100円ショップの勝ち組み「Seria」の取り組み

                      
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デフレの旗手と言われた100円ショップですが、ここに来て業界におけ
る勝ち負けがハッキリと別れてきたようです。
100円ショップ業界第2位の「Seria(セリア)」が昨年2014年の過去
最高の売上高・純利益高を今年も更新する勢いのようです。
昨年度2014年の売上高は1070億円、純利益54億円は過去最高でした。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。



デフレ時代を謳歌した「100円ショップ」も現在は、急激な外部環境の
変化に伴って転機を迫られています。
スーパーマーケットなど他の小売店の業態が対抗措置をとり、現在では
単純に何でも100円。では集客が困難な状況に陥っています。
つまり100円ショップの価格設定は競争力を失ってしまっています。

業界トップの「ダイソー」を展開する大創産業は、国内での成長の鈍化
を海外市場に活路を求めています。
食品の品揃えを強化して主婦層を狙っている業界3位の「キャンドゥ」
は業績を下方修正して減益傾向が続いています。
消耗雑貨に強い業界第4位の「ワッツ」も売上高の伸びは鈍り、2014
年8月の収益は成長から横ばいとなっています。

そのような経営環境の中でも「セリア」は何故、成長するのか・・・




そのヒミツは、2004年に業界他社に先駆けて導入したリアルタイム
POS(販売時点情報管理)システムにあるようです。

当時の100円ショップは、100で売れる商品を次々と仕入れて店頭に並
べ、お客様を楽しませ、驚かせることが成長だと考えられていました。
しかし「セリア」は、商品店数が急速に増える中で、何がどれだけ売れ
て、何が在庫として残っているか、把握できなくなっている店舗の状況
に危機感を感じていました。
そして「自律型仮設検証モデル」と呼ぶ、発注支援システムを創り上げ
店舗別・商品別・全店ベースのリアルタイムでの売れ方を把握する画期
的なシステムを構築したのでした。





「セリア」の営業利益率は8%を超え、日用品小売り業界ではダントツ
に高い利益率を誇っています。
一般的な小売業は売れなければ価格を下げて処分します。
「セリア」は価格を100円に固定して、需要動向の分析を徹底し行い、
仮説と検証を繰り返すことで、絶え間なく新たな提案を続け、売上を伸
ばしながら仕入ミス(失敗)を最小限に抑える努力をしています。

戦略的マーケティングの視点で成功要因を探りますと、
『成長してまだまだ余裕がある時期に、次の時代の成長戦略を決めて、
自社の体質強化を図る戦略が定まり、数年間を掛けて次世代の企業体質
を強化した。』
ことが結果的に将来の成長につながるのです。

目先の売上・利益を追求することも大切ですが、もっとも大切なことは
時代や環境が変化する次世代に対して「顧客の創造」の対策をしておく
ことなのです。











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