2019年07月17日

300円ショップ「ミカヅキモモコ」の戦略

                     
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300円均一ショップ「ミカヅキモモコ」が打ち出した新しい戦略が業界内外を問わず注目されています。
その新しい戦略とは300円均一の商品構成にて成長してきましたが、ショップの一角に500円や700円の商品が並んでいます。
300円という金額の持つ躊躇なく払える魔力がお客様を引きつけいるのですが、そのカラを破ろうとする要因を探ってみます。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








現在「ミカズキモモコ」は全国に72店舗を展開し、300円ショップを牽引する有力チェーン店です。
インテリア雑貨、キャラクターのついた生活雑貨や服飾雑貨、アクセサリーを300円で販売するのですが、いろいろなメーカーが余剰在庫となっている商品を安価で買い取って販売している形態は、創業時から変わらないビジネスモデルです。
そのビジネスモデルを貫いているので「売切れご免」の商品が多い。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








「ミカヅキモモコ」の創業者物河社長は、スタートしたばかりの時期に大手スーパーから「3~4店舗ならば、その仕入携帯でも経営できる。しかし100店舗になったら無理ですね」と言われたそうです。
自社企画商品を作って計画的に生産しないとチェーン店経営として長続きしないと言われたのです。
同社はメーカーに余剰在庫があれば売上が立つが、余剰在庫が無い場合は売上が立たないばかりではなく、事業継続すら危うい状況です。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。









不安のあるビジネスモデルであるようですが、そんな不安も杞憂に終わりました。メーカーは商品を作り続けました。
特にキャラクターグッズは毎月のように発売され、先月発売された商品は古くなってしまいます。新商品の開発・販売が生命線なのです。
新商品を発売・投入されることがメーカーの特質であり、必ず過剰在庫を抱える「過剰在庫市場」が形成されました。

さらに500円、700円の商品が店内に品揃えされています。
安いだけの時代ではなく、メーカー希望小売価格1600円の商品が半額以下の700円で販売する戦略をとっています。
つまり「安い」だけでなく「お買い得感」を作り上げています。
「20年前は店内で何を買っても300円というワクワク感で売上が右肩上がりで伸びた。しかし、今では競合店もでき、消費者の嗜好も変化してきている。新しいワクワク感を“お買い得感”で提供しょうと考えました。モノ余り時代で消費者は必要なモノが見えていない。それならば“お買い得感”の提供が最善の方法だと結論づけました。」















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