2018年05月31日

「551蓬莱」が成長を続ける要因/後編

                      
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前回の投稿で「“551蓬莱”が成長を続ける要因/前編」を記事にしま
したが、本日は後編をお届けします。
前回の投稿で551蓬莱の豚まんの具材はニンニクは使用せず、豚肉と
玉ねぎを半々の状況で、家庭にある調味料を使用して仕込んでいること
はお伝えしましたが、更なる秘密が隠されています。
当日使う素材は朝から工場でカットしており、作り置きをしないことが
鮮度を常に維持して新鮮な商品を提供するのがルールのようです。
工場ではお店から販売状況の報告を受け、追加生産を行いお店の需要予測と工場の生産調整が連携した製販システムが構築されています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







また「551蓬莱」では売残り品のタイムセールは行わず、いかに豚まんを切らさずに食品ロスを最小限に抑えるか、各店の店長に一任されており、権限も委譲されているようです。
現状の「店長力」の向上が業績向上に直結しているようです。

注目する鮮度管理、つまり商品品質を落とさない為に「551蓬莱」では
【150分ルール】なる基準を設けています。
工場のある大阪市中心部の浪速区から配送する地域を150分以内で配送できる距離に限定しているのです。
遠いところに運ぶとイースト作用で豚まんの皮の生地が発酵してしまい
「もっちりとした食感」が失われ硬くなってしまうからです。 
発酵を考慮して、工場から店舗に朝1回だけ商品を届けるだけでなく、1日に2~5回と小口の配送を行っています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







社内【150分ルール】圏外のイベントなどに出張する際は大変です。
現場に小麦粉を持ち込んで現地で生地を練り、具材も現地で刻むように
しており「551蓬莱」の豚まんの品質維持に努めています。 
4トントラックにて機材一式を運んで現地に乗り込む「551蓬莱」
催事イベントは、さながらプロレス興行のようだと囁かれています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







「“551蓬莱”が成長を続ける要因/前編」でも書きましたが、現在の
店舗は関西地区だけで58店舗と全国で有名な割には極めて少ないのが
現実であり、今後の成長・発展の課題でもあります。

関東地区や東海地区のように人口集中地域に製造工場をつくり、販売店舗を増やす戦略も残されていますが・・・
「551蓬莱」が今後、どのような戦略で臨むのか注目です。
















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