2018年04月05日

超優良企業の「しまむら」が減収減益

                      
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
 ↑↑↑↑↑ 『ポチッ』と、ひと押しの応援が励みになります。
無料経営相談 実施中!!


平成の超優良企業である「しまむら」が2018年2月期決算ては、売上高
5656億円(前期比0.1%減)、営業利益428億円(前期比12.1%減)と
減収減塩となり、リーマンショック後の2009年2月期にわずかに減収と
なって以来、9年振りの減収になったことを発表しました。
1988年の上場以降、順調に業績を伸ばしてきた「しまむら」に何が起
こっているのか、不振の原因について記事にします。

苦戦の要因は主力業態の「ファッションセンターしまむら」の不振。
2018年2月期での総店舗数は1401店舗と、前期より36店舗増加しまし
たにも拘わらず、全店舗の売上は前年比1.3%減と既存店の大幅な落ち
込みが大きな要因となりました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。








既存店の不振要因の1つは、店頭アイテム数や在庫を絞ったこと。
同社はここ3年間、「変革」をテーマに過去の「売上を確保するために
商品アイテムや在庫を増やし続けた」
方針を転換し、売場の整理を進め
てきました。
結果として3年間で在庫を2割削減、アイテム数を3割削減しました。
今年2月に新社長に就任した北島社長は「改革の最終年度に商品の整理
整頓をし過ぎてしまった」
と話しており、アイテム数を減らしたことで
「しまむら特有の“雑多感”が薄れ、多くの商品からの宝探しに醍醐味を感じていた固定客が離れてしまった」と、反省の弁を語っています。
商品の整理整頓をしてムダを省くことを実施したら「強み」が無くなってしまったとは何とも皮肉なことですね。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







創業以来、初といってもいいぐらい大きな減収減益を経験をして今期は
過去最高となる増収増益を計画しています。
失われた「雑多感」を取り戻すことはもちろん、現在3割を占めるPB
商品(プライベートブランド)の開発に注力する方針のようです。
また、「しまむら」の代表商品である『裏地あったかパンツ』が有名ですが、もう一つ看板商品の確立を目指します。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。







平成の超優良企業といわれる「しまむら」
業績回復を目指して、どのように巻き返してくるか楽しみです。
興味深く動向を拝見させていただきます。

















無料経営相談 実施中!!








にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへブログ村「コンサルタント部門」に参加しています。
ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。