2016年12月10日

湖池屋のプレミアムポテトチップス戦略/前編

                      
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老舗スナック菓子業界のトップメーカー「湖池屋」がポテトチップスの
業界を変える新商品を発売することを発表しました。
2017年2月6日に発売する商品名は【KOIKEYA PRIDE POTATO】。
国産じゃがいも100%使用した文字通り「コイケヤ・プライドポテト」
の名前の通り社運を賭けたプレミアムポテトチップスです。
湖池屋のポテトチップスというと「うすしお」「コンソメ」「のり塩」
の3種類の定番の大ヒット商品があまりにも有名です。



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





プレミアムホテトは「秘伝濃厚のり味」「松茸香る極みだし塩」「魅惑
の炙り和牛」の3種類の発売を予定しているようです。

ポテトチップスのトップメーカーである「湖池屋」が、今回新たなプレ
ミアムホテトチップスを発売するのか。同社の危機感のようです。
スナック菓子の市場マーケットは約3000億円といわれる中で、大半を
占めているのが「カルビー」で湖池屋は第2位です。
ポテトチップス市場規模はスナック菓子全体のほぼ半分の約1500億円
といわれ、ここ数年はカルビーのシェアが高まり、湖池屋は辛酸をなめていることが多くなっています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





現状、ポテトチップスの定番商品はドラックストアやスーパーなどでは
2ケタ価格(100円以下)で販売され、豊富な販促費やコンビニ向けの
PB(自主企画商品)などでカルビーは圧倒的な強さを誇っています。

今回の「湖池屋」のプレミアム商品は、スーパーなどで2割引きで販売
されても120円前後になるよう、参考価格として150円前後で発売する
予定です。
定番のレギュラー製品の上を行く「プレミアム市場」を狙った新商品が
どのように消費者に受け入れられるか。また湖池屋がどのような新商品
の展開をしていくのか。注目が集まります。

次回は後編をお届けします。

















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2016年12月08日

回転寿司業界の御三家「かっぱ寿司」が一人負け

                      
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回転寿司業界トップ企業、かっぱ寿司を運営する「カッパクリエイト」
の業績が低迷しており、10月には大幅な業績下方修正を発表し、話題に
なりましたが、かつて業界1位であった同社に何が起きているのか。

回転寿司業界は競争が激化しており、今年8月に中堅回転寿司チェーン
の「かいおう」が倒産し、賑わっているように見える店舗でも、実態の
運営は大変に厳しい状況のようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





カッパクリエイトは10月27日に2017年3月期中間決算を発表する前日
に業績の大幅な下方修正を開示しました。
4月に発表しました中間期(4月~9月)の数字とこ下方修正の数字は、
◆売上高を434億円を399億円(前年度比8%減)に下方修正。
◆営業利益を19億円を1億円(前年度比93%減)に下方修正。
それぞれ大幅な下方修正を行いいました。本業の収益を表す営業利益の
落ち込みが極めて大きく、前年と比較しても大幅下落しています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





カッパクリエイトが運営する「かっぱ寿司」は一皿100円を中心とした
低価格の寿司を提供する店として成長・発展し続けてきました。
2011年にスシローに抜かれるまでは回転寿司業界の売上トップに君臨
していましたが、前出の「スシロー」や「くら寿司」の出店攻勢などで
競争が激化し経営状況が悪化していました。

業績悪化の最大の理由は「安かろう悪かろう」と、かっぱ寿司の寿司が
美味しくなかったからだと言われています。
ライバル店が美味しい寿司を提供している中、かっぱ寿司の仕入れ割合
をみますと35%程度であり、競合の40%に比較しても低い数字です。
これは仕入れ食材にお金を掛けていないことの証明です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





かっぱ寿司が業績が停滞する中で、くら寿司は増収増益が拡大を続けて
おり、2015年10月期は史上最高益を更新しています。
未上場のスシローホールディングスは未上場であるため詳細は発表され
ていませんが、2016年9月期の中間決算では売上高700億円(8%増)
営業利益も過去最高だったようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






今後、回転寿司業界は味だけではなくハイテク化によるオペレーション
強化や新展開がキーワードとなる様相です。
既に「元気寿司」はタッチパネルのフルオーダー制を導入しています。
スシローは「七海の幸 鮨陽」で回らないレストランタイプの身を出店
して、新しい形態の店舗を模索しています。

今後とも回転寿司業界は競争が激化して行くことでしょう。
現在、業界ではかっぱ寿司の「ひとり負け」状態ですが、業界のトップ
の座は入れ替わる可能性は十分にあります。

今後とも注目が集まる業界です。



















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2016年12月06日

好きな女性アナウンサーランキング

                      
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毎年、この時期になると発表されるのが「好きな女子アナランキング」
が、第13回の今年も発表されて昨年に続き、日本テレビの『水ト麻美』
アナウンサーが第1位に選ばれました。
2013年から4年連続でトップの座に君臨している絶対王者です。
2008年に5連覇を果たして殿堂入りした元フジテレビの高島彩アナウ
ンサーに続く史上2人目となる殿堂入りの大記録が目前です。

2010年入社の今年7年目を迎えますが、日本テレビの顔として大活躍
している水ト麻美アナウンサー。
彼女の魅力は才色兼備で近寄りがたい女子アナのイメージを壊し、全く
新しい女子アナのスタイルを作り上げたところだと思います。
特に食レポを極めた「食いしん坊キャラ」は確立していますよね。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






第2位にランクインしたのは今年の春にフリーアナウンサーに転身して
活躍の場を広げた『加藤綾子』アナウンサー。
フリーとなってもバラエティ番組、スポーツ番組でのMCを務めつつ、
新しくファッション雑誌やテレビCMにも出演し、初の書籍を発売した
り、今までとは異なる活躍の場を広げています。
才色兼備の代表的にアナウンサーですがコメントにユーモアがあるとの
評判が大きく、女性からも高評価を得ているようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






第3位に選ばれたのが、昨年の8いから大きく順位を上げたフリーアナ
ウンサーの『夏目三久』アナウンサー。
今年でフリーに転身して6年目、転身後初のレギュラー番組の「マツコ
&有吉の怒り新党」で一気にユーモアのセンスが評価をされました。
もともと情報・報道番組を中心に活躍しており、フリーアナウンサーと
しての本筋を極めている存在でありました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






今や女子アナウンサーはテレビ業界では必要不可欠な存在であり、女子
アナ次第で視聴率が変動することもある中心的な役割を担っています。
今後とも女子アナ業界は新興勢力とフリー転身組など、勢力争いから目が離せない状況となっています。











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2016年12月04日

ジンギスカン人気の再ブーム到来?

                      
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羊肉や野菜を鉄製の鍋でジュージューと焼いて食べる「ジンギスカン」
料理の人気が、再び高まっているようです。
10年以上前に大ブームが巻き起こり、その後はジンギスカン店舗は激減
していましたが、東京都内を中心に増加していることが判りました。
羊肉といいますと臭みが強いイメージがあるようですが、最近では全く
臭みがないジンギスカンが当たり前になっているようです。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





ジンギスカンの情報サイト「東京ジンギスカン倶楽部」によりますと、
2011年には65店舗だったジンギスカンの店舗が今年11月には88店舗と
増加しており、羊肉の輸入額をかってのブームに迫る勢いのようです。
全盛期の200店舗には及びませんが、ジンギスカンの復活に同サイトの
代表は「狂乱的なブームは去って定着の様相が見えてきた。」

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





かっての大ブームは2005年に発生した牛海綿状脳症(BSU)問題に
加え、脂肪燃焼効果の高いアミノ酸の含有量が羊肉に多く含まれている
との評判があがり、大ブームの要因となりました。
その時期に新規参入店舗が一挙に増加しましたが、BSUの終息や独特
の臭いが経営されるようになり、ブームは下火となりました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






ジンギスカンの本場の北海道のチェーン店が、今年に入って3店舗目を
出店するなど、都内でのジンギスカン人気を増やしているようです。
財務省貿易統計によりますと、羊肉の輸入額は2012年に101億円だった
のが、2013年に120億円、2014年に168億円と上向いています。
ブームだった2006年のピークだった173億円に迫る勢いです。

「ジンギスカン」が再ブームになるか、注目の様相です。









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2016年12月02日

アベノミクスが失速、法人税が減少

                      
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2016年度の国の一般会計税収が法人税収の減少を主因に、7年振りに
前年度実績を(56兆2854億円)を下回る見通しとなったようです。
安倍晋三政権は、税収増を追い風にして経済政策の「アベノミクス」を
推進してきましたが、税収減はその転換期となりそうな気配です。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





安倍政権が発足した2012年度には43兆円だった税収は、日銀による
大規模金融緩和で進んだ円高・株高などで企業業績が改善したことや、
2014年4月消費税率8%への引き上げなどで2015年には56兆3000億円まで増加しました。
税収全体が当初見積もりから上振れした分を補正予算の財源に活用して
「アベノミクスの果実」とアピールして歳出拡大を続けてきました。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





しかし、今年の年明け以降に進んだ円高で自動車など輸出企業を中心に
企業業績は頭打ちとなり、最近は次期米国大統領ドナルド・トランプ氏
の政策への期待感から円安・ドル高となってきていますが「先行きは必
ずしも明るい訳ではなく、不透明」と市場関係者は語っています。
来年度以降の税収回復が見込めなければ、政策の見直しを迫られる可能性も出てきています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






一方、税収減少は、政府が掲げる「財政健全化」目標の達成にも影響を
及ぼし兼ねない状況となっています。
政府は、政策経費をどの程度税収でまかなえるかを示す基礎的財政収支
の「プライマリーパランス=PB」を2020年度には黒字化することを
目指していますが、消費税10%への引き上げの延期で目標達成が危ぶま
れており、今回の法人税減少で黒字化が遠のく可能性があります。

安倍政権は「経済成長なくして財政再建なし」と掲げ、経済成長によって税収を増やすことに主眼に置いてきましたが、財政健全化への取り組みが改めて問われそうですね。















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