2016年09月23日

焼き鳥チェーン店「鳥貴族」の独走のヒミツ

                      
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若者のアルコール離れや競争激化により、ワタミや大庄といった大手の
居酒屋チェーン店が軒並み大苦戦をしている中で、焼き鳥チェーン店で
ある「鳥貴族」が快進撃を続けています。
同社が発表した2016年7月決算は、売上高245億円(前期比31.3%増)
、営業利益15.9億円(〃42.7%増)と過去最高を記録しました。
今期も大幅な増収増益目標を見込んでおり、快進撃は止まりません。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





「鳥貴族」は1985年に大阪府東大阪市に1号店をオープンしました。
従来の「焼き鳥屋」という業態のイメージを根底から覆し、若者や女性
でも入りやすい、テーブル席を増やし、明るい店舗作りを実施。
さらに商品戦略でも、メニューを1品280円という低価格で統一して
関西を中心に徐々に店舗数を増やしてきました。
2005年に東京進出、2008年にはグループで100店舗達成、2016年7月
末現在で関西・関東・東海の大都市圏を中心に492店舗を展開中です。

際立つのは既存店の業績の良さです。
開店から12ヶ月以上経過した既存店売上高の前年比は2014年3月以来
、今年8月まで29ヶ月連続プラスと同業他社では群を抜いています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





「鳥貴族」の好調の要因は、全品税抜き価格280円という安さにある
と思われがちです。  実際大きな要因ではあります。
しかし、それ以外に「創業当時から鶏肉は国産のみを使用し、それぞれ
の各店舗で串打ちをする手間を掛けるスタイルを貫いています。」

そのこだわについて社長の大倉忠司社長は「鶏肉は肉の中でも一番劣化
が早い商品です。そして串打ちはどうしても手が入るので劣化スピード
はさらに早まります。美味しくて新鮮な焼き鳥を提供するには、お客様
の口に入る少しでも手前での串打ち、仕込みが高品質の“焼き鳥”となる
秘訣です。そこが既存のチェーン店と大きく違います。」



*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。





また、国産品へのこだわりは鶏肉だけに留まらず、現時点での約60品
のフードメニューのうち、98.2%は国産品を使用しています。
今後は10月からスタートする秋冬のメニューからは牛肉と枝豆を国産品
に切り替えることを行い、100%国産品を達成する計画です。
「食材の国産化を進めることで価値の向上、客数向上、ひいては既存店
売上向上に繋がる。」
と大倉社長は自信を覗かせました。

「鳥貴族」は2014年にはジャスダックに株式上場、2015年に東証2部
へ市場変更、そして今年には東証1部に指定されています。
今後も「鳥貴族」の成長は続くのか、大変に興味深い企業です。


関係ない話ですが大倉社長は、ジャニーズ人気アイドル「関ジャニ∞」
の大倉忠義さんの父親でもあります。、












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