2015年07月11日

スズキ仰天人事/突然の社長交代

                      
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先日、軽自動車で国内でのトップ企業であるスズキが鈴木修会長兼社長
が会長兼CEO(最高経営責任者)に就任し、長男の鈴木俊宏副社長が
社長兼COO(最高執行責任者)に昇格する人事を発表しました。
スズキのトップ交代は鈴木修社長が高齢であることから、時期の問題が
取り立たされていましたが、2014年に軽自動車国内販売№1の座を8年
ぶりにダイハツ工業から奪還したことを花道に、俊宏副社長にトップを
譲ったという見解がされています。

*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






しかし、スズキには独フォルクスワーゲンとの資本提携解消問題が解決
しておらず、現在は国際仲裁裁判所が間に入って調整を行っている。と
いう難題が残されています。
社長交代の記者会見の数日前の株主総会でも何も発表されず終了してい
ましたので、もう一年、鈴木修社長が続投するものと思われていました
が、電撃のトップ交代人事の発表でありました。


*インターネットより関連写真を抜粋させていただきました。






その点を鈴木修会長は「組織の改編や人事の移動は例年でありますと、
4月からスタートします。今年はちょっとチグハグになってございまし
て、そのひとつの理由はVWとの提携解消問題でございます。」
「2014年4月に国際仲裁裁判所のヒアリングが終わり、判決は12月頃かなと
思っていたところ、時期が今年にずれ込んでしまい、判決が出るまでは
自分の責任と思っておりましたが、ここまで判決が長くなりますと待ち
きれない。ウチの事業計画も遅れてしまいますので、今回の決断に至り
ました。」 と経緯を語りました。


鈴木修会長といえば1978年の社長就任以来、会長専任時を含めますと
37年間もトップとしてススギを牽引してきました。
当面、会長兼CEO(最高経営責任者)に残るとしても、カリスマ経営
者の後継は難しいことは周知の事実です。

スズキの後継者、鈴木俊宏社長がどのような手腕を振るうのか、とても興味深く見守って行きたいと思います。












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