2015年07月07日

新たな書籍ビジネスモデルの挑戦/蔦屋書店

                      
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書籍の売上や書店数が減少する中、カフェで本をじっくりと選ぶことが
できる新しいスタイルの書店が人気を集めているようです。
今年5月にオープンしました大阪・梅田に関西で初の「蔦屋書店」での
ブランド店舗がオープンしました。
一日に来店する人数は、およそ2万人と抜群の集客力を誇ります。
大阪市内で3店舗を展開する「スタンダードブックスストア」も商業施
設に出店し、客層を増やし快適な書籍選びの環境を提供しています。





*関係写真をインターネットより抜粋させていただきました。





約30年前に大阪府枚方市で「蔦屋書店」として誕生し、今や全国にて、
レンタルソフト店「TSUTAYA」を展開するチェーン店です。
再び「書店」の店名をつけ、改めて「書籍・映画・音楽を通してのライ
フスタイルを提案す」
という、創業当時の精神に戻ったと言います。

梅田の店舗の営業面積は3300平方メートル。
書籍約20万冊のほか、雑誌が並ぶフロア全体に約500席の椅子やソファ
を配置して、フロア内のカフェや各種サービスのテナントを自由に行き
来できる“滞在型書店”であります。
ビジネス・文学・旅行・写真など専門分野に通じた「コンシェルジュ」
と呼ばれる店員を常備配置しており、お客様の相談にも新設・丁寧に応
じる体制を整えています。

特にビジネス街の立地を重視して「新たな働き方」に関連した書籍類が
フロアの3分の1を占めているのが特徴です。
タブレット端末やスマートフォンの契約、アフターサービスを受けるこ
ともできるほか、貸し会議室や靴磨き専門店も配置しています。

*関係写真をインターネットより抜粋させていただきました。




書籍・雑誌を合わせた出版業界の全体の販売額は10年連続してマイナス
を続け、市場規模の縮小が顕著な業界であります。
そして、インターネット通販や電子書籍市場は拡大傾向にあり、書店を
取り巻く環境は誰が見ても下降することが予測されます。
出版不況が続く環境の中で「蔦屋書店」がとった新たなビジネスモデル
が今後どのように推移して行くのか注目される処です。












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