2013年10月05日

「残業代ゼロ法案」特区導入を断念

                      
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安倍晋三政権が提案していた『ホワイトカラー・エグゼンプション』
「国家戦略特区」への導入を断念したようです。
この『ホワイトカラー・エグゼンプション』制度(通称WE制度)とは
一定の収入以上のホワイトカラーを労働基準法の労働時間規制の対象か
ら除外し、管理職同様に何時間働いても残業代を支給しない、いわゆる
「残業代ゼロ法案」だったのです。

*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。



この制度は、日本経団連のような経営者側の主張と組合などの労働者側
とは大きく意見や主張が食い違い、懸案事項であったようです。
今回は安倍内閣のもと「国家戦略特区」への導入を検討していまたが、
有識者会議「国家戦略特区ワーキンググループ」の代表が断念したこと
を記者会見で明らかにしています。

*関連写真をインターネットより抜粋させていただきました。


以前より『年功序列型賃金』ではなく、能力に応じた『能力賃金制度』
へと環境変化が起きていますが、この問題だけは例外のようです。
あくまで個人の意見を言わせてもらえば、私自身の考え方は
報酬は働く時間で
 決められるものではなく
    能力・成果で決める。

という考え方を持っていますので時代錯誤の結論。と感じます。


もちろん賛否両論あるのは判っています。
しかし、国や行政が『働く時間』を法律で決める、制限するというのは
何とも不思議なことだと感じます。

さて、今後の『働く時間』を巡っての攻防が楽しみでもあります。






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