2013年06月30日

国民年金納付率が7年ぶりに改善?

                      
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先日、厚生労働省は2012年度の国民年金保険料の納付率が前年度比で
0.3ポイント改善され『59.0%』と7年ぶりに改善されたことを発表
しました。


*関連する写真をインターネットより抜粋させていただきました。



未納が続けば強制徴収で差し押さえになると知らせる『特別催告状』を
送るなどした取り組みを、2012年度より全国で実施したことが今回の
改善につながったと見ているようです。
ただ、目標としている60%には届かずに依然として低水準の納付率に
留まっていることから厚生労働省は「厳しい状況との認識は変わってい
ない」
と述べています。
免除制度対象者への周知徹底や、高所得の未納者への強制徴収などの取
り組みを進め「納付率の引き上げに全力で取り組んで行きたい」と方針
を伝えています。

*関連する写真をインターネットより抜粋させていただきました。



このニュースを聞き、強い違和感を感じたのは私だけでしょうか・・・
民主党が勢いがあった時代に社会保険に関する失態・醜態・ごまかしが
数多く世間に公表されたのは記憶に新しいことです。
また、保険台帳の不備や記録の紛失なども噴出しました。
結論的に責任が曖昧になり、年金に対する国民の信頼を回復しないまま
マスコミが騒がないので沈静化しているだけではないでしょうか・・・

国民の義務として「年金を納めないといけない。」
誰でも知っていますし、判っています。しかし納付率が60%を割って
いるということは10名のうち4名は支払っいない現実・・・
これは将来に対する国民年金への不信感の表れではないでしょうか。

過去のことは忘れて義務だから払え。
これでは国民が納得するはずがありません。
厚生労働省や社会保険庁がエリを正し、過去の責任を取り、今後の方針
や絶対に安心な根拠を説明しないままの現在では、納付率が高まること
はあり得ないでしょう。

これに強制徴収など執行したら、ますます国民の信頼を失うことになる
ことは明白です。

日本の将来は国に頼っていては、お先まっくらでしようね。
自分の老後は自分自身で切り開くことを信念に持たないと、暗い老後が
待っていると強く感じます。







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Posted by 戸塚友康 at 15:39 │戸塚友康コラム

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