2013年05月22日

『人事評価制度』運用の成果

                      
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おはようございます。
5月も後半に入り企業さんの昇給も、ひと段落しましたね。
4月昇給の企業さんが多いので2月から4月は『人事評価制度』の運用
で大忙しでした。 (笑)

しかし世間では『人事評価制度』を昇給のために活用している企業さん
が圧倒的に多いと、実感しています。
結論から言いますと昇給のための『人事評価制度』の運用では、充分な
役割・機能を果たさず、成果らしい成果は出ません。
では、どうやって運用するか・・・?
それは社員一人一人の『能力向上』のために活用することが本来の役割
機能を果たし、成果を出すことを目的とすると良いと思います。


*お客様のスタッフへの個別面談とフィードバックの様子です。



人事評価の基本的な『成果を出す』運用方法をご紹介しますと、

①自己採点を全員に実施する。
  注)自己採点の根拠を本人が書く。

②上司評価(一次・二次)を実施する。
  注)他人のものを見ずに上司が根拠を持って評価する。

③自己採点・上司評価を協議・審議する。
  注)絶対評価をする上での原理・原則。

④評価結果をまとめ昇給に反映する。
  注)昇給はルール通りに厳格に実施。

⑤本人へ評価結果をフィードバックする
  注)自己採点(本人)とのギャツプを指導する。

⑥次年度の目標・行動計画を指示する。
  注)課題をハッキリ認識させ、行動の約束をする。


最低限、上記のステップを実施して一人一人の『能力向上』に直結する
仕組みと仕掛けが必要となります。
真摯に取り組んでいる企業さんは『社員の成長』『能力向上』などの
『成果』が確実に出て、会社のレベルアップが進んでいます。

大変な時間と労力が掛かるのですが『社員の成長が会社の成長』と言っ
ている企業さんでも、なかなか実施されていません。
逆説的に言いますと「時間と労力を掛けない企業さんの社員が成長する
はずがなく、簡単に済ませて成長する訳がない。」

これが結論です。


『人事評価制度』を活用している企業さんは参考にして下さい。










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