2012年07月28日

日本メーカーのデザインは格好悪い?

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少し前の業界事情に「日本メーカーのデザインは格好悪くないか?」
の言葉を耳にすることがありました。
こんな言葉を発していたのは、PCメーカー・テレビメーカー・自動車
メーカーの関係者が異口同音に口にしていました。
それぞれの製品ジャンルは異なりますが、共通しているのは、日本以外
のアジアメーカーの製品デザインの評価が高いという点でした。

PCであれば台湾の『アスース』『エイサー』、中国の『レノボ』など
が高評価で、薄型テレビは韓国の『LG電子』『サムスン電子』などが
いずれもデザイン性に優れているとの高評価です。
この裏返しが冒頭の言葉となっています。

今年1月から中国ハイアールグループとして発足した洗濯機メーカーの
『ハイアールアクアセールス』は4~6月の国内洗濯機市場におきまして
驚異の11%のシェアを獲得しました。

*ハイアールアクアセールスのドラム式洗濯機の発表会の写真です。


もともとは三洋電機の洗濯機および冷蔵庫部門であった同社は、目標と
していた10%を予想より早く突破しました。
全自動洗濯機ではアクアが15%、ハイアール5%を加えるとハイアール
グループとして国内2番目のシェアとなっています。
中国メーカーに対するアレルギーも少なくなり、好調な売れ行きを示し
ています。 恐るべし中国メーカーです。

テレビ業界でも、世界で唯一オリンピックの言葉を使って薄型テレビの
プロモーションができるスポンサー権利を、パナソニックを押しのけて
韓国のLG電子が獲得しています。
関係者によりますと「画質が格段に向上していることに加え、挟額縁の
美しいデザイン、操作性の良さ、スマートテレビとしてスムーズな動作
などの特徴を持ち、今一番勧めやすいテレビ」
と語っています。


日本メーカーのデザイン性が劣っているのか、アジアメーカーが優れて
いるのかは判りませんが、アジア各家電メーカーが台頭していることは
間違いないところであり、コスト面で完全に後れを取ってる日本の家電
メーカーの巻き返しがみどころでもあります。

今後の家電業界が激化していくことに注目です。






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Posted by 戸塚友康 at 13:54 │戸塚友康コラム

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