2012年06月06日

優良企業の衰退/環境変化の恐ろしさ

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ひと昔前の超優良企業であるソニーの衰退が目を覆うものがあります。
ソニーは、経営再建策として全従業員の6%にあたる年内に1万人規模
の従業員削減を計画しています。
化学事業や中小型液晶事業の分離などで既に決まっている5000人程度
の人員削減に加え、国内外で5000人を削減する予定のようです。

*インターネットより写真を抜粋させていただきました。



さらに、2012年3月期に役員を務めた会長の役員賞与の全額返上も求め
て行く方針だそうです。
ソニーはテレビ事業の不振などで2012年3月期の最終損益が2200億円
の赤字となり、4期連続の最終赤字となりました。
また、電機各社が揃って業績不振であり、特に顕著なエレクトロニクス
業界では人員削減や賃金カットが相次ぎ「リストラの嵐」が吹き荒れて
おり、縮小均衡や人材流出の「負の連鎖」が止まりません。

*インターネットよりデータを活用させていただきました。



ソニーは「リーマンショック」後の2008年12月に世界で1万6000人の
人員削減を断行し、世界の9拠点のテレビ工場を4拠点に集約するなど
のリストラを行いました。
しかし時代の環境変化は激しく、韓国企業の躍進による競争激化や円高
に加え、前期は東日本大震災の影響やタイの洪水被害が重なり、完全な
ジリ貧の状態に陥りました。

かっての超優良企業のソニーでも『時代の環境変化』乗り遅れるますと
今回のように衰退の一途を辿ることになります。
時代の環境変化の恐ろしさを実感するニュースです。





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