2012年04月10日

家電業界の環境が激変、今度はソニー

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先日、大手家電メーカー「シャープ」が従業員の月額給与カットの記事
を投稿させていただきましたが、家電製品を主力事業としている各社が
大きな転換期に差しかかっています。
今回は「ソニー」がグループ従業員の6%にあたる1万人規模を国内外
で削減する方針を固めたことが発表されました。
既に発表しました化学事業の売却に加え、人員削減等のリストラを急速
に進ませています。
現在、若者に絶大的に人気のある西野カナさんを使ってのテレビCMだ
けでは、どうにも挽回できなかったようですね。


*インターネットより西野カナさんのCM画像を抜粋しました。




大手電機メーカー各社は、いずれるテレビ事業の不振などで業績が低迷
しており、合理化を含めたリストラ(事業再構築)を進めています。
「ソニー」は経営責任を明確にするために2011年度7名の執行役員全員
が役員賞与を全額返上する方針も決めています。

「ソニー」は2012年度3月期の連結決算では、2200億円の赤字の見通
しであり、4年連続の赤字となります。
8年連続の赤字なるテレビ事業の構造改革や事業の選択と集中、および
今回の人員削減を進めることで業績回復を目指す方針です。

最近の家電業界は韓国をはじめとした海外製品に押されっ放しで、日本
の得意分野だつた業界が急激に弱体化しています。
人員削減や賃金カットも当面の策としては有効ですが、将来を見据えた
体質強化が急がれる業界ではないでしょうか・・・





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Posted by 戸塚友康 at 12:13 │戸塚友康コラム

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