2011年05月04日

ジーンズの「ボブソン」が民事再生法

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「BOBSON」で有名なジーンズメーカーである(株)ボブソンが
5月2日東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。
大好きだったブランドでしたので、ショックです。

*インターネットより写真を抜粋しました。


2009年に旧(株)ボブソンが手がけていた「BOBSON」ブランド
の企画・製造・販売事業を引き継ぐ目的として設立した企業でした。
2009年11月に正式に事業譲渡され、本格的な営業活動を開始した企業
でしたが、わずか数年で自力再建を断念しました。

*インターネットより写真を抜粋しました。


旧(株)ボブソンは昭和23年に創業し、昭和25年には法人改組された
ジーンズメーカーでした。
長年の業歴から「BOBSON」ブランドを高い認知度まで築きあげ、
技術開発の評判も良かった優良企業でした。
1992年には『Jリーグ』のオフィシャルスポンサーを務めるなどの、
話題づくりにも注力し、2005年には売上高128億円を計上する企業と
して成長を遂げていました。

しかし、近年は「ユニクロ」を中心としたファストファッションなど
による激安ジーンズの登場による価格競争に押されぎみでした。
そして販売不振から事業を新(株)ボブソンに譲渡したのでした。

事業譲渡後は、新生ボブソンとして「ブランドイメージの再構築」
図るとともに採算性を重視し、得意先の選別や百貨店の卸を強化する
など、高付加価値商品の提供に注力する戦略をとっていました。
しかし現況の「経営環境」の流れには勝てず、自力再建の道を断念し
て、民事再生法と道を選択しました。


本当に難しい「経営環境」になったと実感します。
老舗の「名前」「ブランド」だけでは通用しない時代が来ていること
が今回の(株)ボブソンの民事再生法の申請でよくわかります。
過去の栄光や成功事例が通用せず、時代に適合した「マーケティング」
づくりが求められる時代が到来しました。


経営環境・時代に適合した
「マーケティング」が求められています。








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