2011年03月26日

形見の指輪をつけ修了式/東日本大震災

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3月11日に東北地方で起きました「東日本大震災」では、多くの被害を
受け、壊滅的な市町村もあります。
犠牲者は1万人を超え、まだ行方不明者の方も大勢いる様子です。
昨日、ネットで毎日新聞を見ていましたら「感動的な記事」が掲載され
ていましたので、ご紹介します。

津波で壊滅的な被害を受けた宮城県石巻市渡波町の市立渡波小学校にて
24日修了式が行われました。
安否不明者であった母の死が、22日に判明した6年生の中野美咲さんは
母の形見となった指輪と紺色のジャケットを身につけて出席しました。
離婚で父の顔を知らずに育っただけに大切な「ママ」でありました。
「ママの言われたとおり、元気にしようと思う」。再会した友達を前に
必死に涙をこらえた、そうです。

*毎日新聞の記事より抜粋しました。


修了式には、美咲さんの右手薬指に指輪が光っていました。
再会した友達と笑顔でじゃれあっていましたが、担任の先生の姿を見つ
けると、胸に顔を埋めて涙を流しました。
「お母さんの分まで強く生きるんだよ。」と言われ、無言でうなずいた
美咲さんの姿がありました。

自宅は全壊し、避難生活の見通しも立たない状況で卒業式の日程も未定
であり、入学予定の中学校も避難所になっており、入学式の予定も分か
らない中でも美咲さんには目標があるそうです。

高校を卒業したら、いつか母が勤めていたショッピングセンターで働き
たい・・・・・



読んでいるうちに胸がつまってしまい、涙が止まりませんでした。
詳しい内容は毎日新聞を是非ともご覧になって下さい。
とても悲しいできごとなのですが、小学校6年生の美咲さんが復興に向
けて力強く、気持ちを明るくしていることに心が揺さぶられました。
何不自由なく日常生活を送っている私達が、「不平・不満」を言ったり
することが、とても恥ずかしく思えました。

被災者の皆さんが、それぞれ復興に向けて「折れそうな心を封印」して
明るく振る舞う姿を拝見して、とても勇気をもらえる記事でした。
ありがとうございました。









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