2011年03月13日

好調マクドナルド「次世代店舗」

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
『ブログ村』に参加しています。応援のひと押しが励みになります。




先日、日本マクドナルドは1年以内に433店舗の閉鎖を発表しました。
現在の店舗数は3715店舗ですので、1割以上を閉鎖すると思い切った
「戦略的閉鎖」を進める一方、次の時代を見据えた「次世代店舗」
出店も進めています。



*インターネットより写真を抜粋しました。


日本マクドナルドは店舗開発改革の一環として、4月末をメドに都内に
「次世代店舗」を13店舗オープンします。
今回、プレス発表にてお披露目された店舗は、これまでとは全く異なる
店舗となっています。
外観は、黒と茶色を基調としたシックな店舗設計となっています。
トレードマークである「コールデンアーチ」は目立たず、赤色の看板も
ありません。 今後は、このデザインがメインとなる様子です。
レジカウンターもシックな感じになっており、カウンターの下に描かれ
た「赤いボトル」がアクセントになっています。
壁面のデザインも「レタス」が目立ちます。
東名の間仕切りを使い、開放感のある空間に仕上げています。


日本マクドナルドは、2009年からスタートした戦略商品「クォーター
パウンダー」の全国販売、平日ランチタイム限定セット、コーヒーを
1杯無料キャンペーンなどが大ヒットし、外食産業が低迷するなかを
売上高5319億円(前年比2.6%増)
経常利益233億円(前年比27.5%増)

と好調な業績推移をしています。
既存店でも前年比1.1%増となっており、6年連続増となっています。

そのような増収増益のなか、日本マクドナルドは「負の遺産の整理」
打って出ます。
閉鎖の対象となるのは、キッチンのキャパシティを拡大できず、全ての
メニューを提供できない店舗、不適切なロケーションにある店舗、その
他、リモデル投資効果が得られない店舗などになります。
当てはまるのが、ほとんど不採算店舗であり、上位と下位との売上格差
は12倍以上もあるとのことです。

外食産業のトップ企業の日本マクドナルドの「次世代店舗」戦略が明確
になり、更に「商品戦略」「販促戦略」「プロモーション戦略」が何を
仕掛けてくるのか・・・・
とても注目するところです。












にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへブログ村「コンサルタント部門」に参加しています。
ポチっと『ひと押し』してもらえると嬉しいです。