2011年02月18日

2011年「春闘」がスタート

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この時期になりますと毎年、新聞紙上で騒がれる「春闘」
先日、トヨタ自動車などの自動車大手の主要労働組合は2011年春闘の
要求額を経営者側に提出し、約一ヶ月の労使交渉が本格的にスタート
しました。

*インターネットより抜粋しました。



春闘全体に大きな影響力を持つ自動車業界では、堅調な新興国需要と
いう追い風に乗り、業績回復が実現できています。
労組側は「組合員の貢献に報いるべきだ」として、、昨年の実績を
上回る年間一時金の要求を行っています。
トヨタ自動車の人事担当役員は、単独決算で営業赤字の状況を踏まえ
「労組からの一時金要求水準は到底困難である」と回答しています。
自動車業界は、エコカー補助金が終了し、国内市場の低迷が続くなど
先行きの不透明感が強く、労使交渉は難航が予測されます。


また、昨日は国内最大の単一労働組合の日本郵政グループ労働組合が
(組合員23万8千人)中央委員会を開き、2011年春闘のベースアップ
の要求を見送る方針を発表しました。
委員長は「グループ各社の事業規模縮小が顕著で、特に郵便事業会社
の経営再建は急務である」
と述べました。
年間一時金は前年実績を上回る4.4ヶ月を要求する方針です。
経営側は、日本郵政の業績悪化を受けて、人件費削減を検討中であり
こちらも交渉は難航が予測されます。


春闘とは大企業が対象となって関係ない。と思っている方も多いかも
しれませんが、中小企業にも「新卒採用賃金」のベースとなる一面が
あり、決して無関心ではいられない。と思います。

今後の新聞紙上での春闘の攻防を注目して下さい。






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