2010年09月16日

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先日、厚生労働省が2010年度に実施される都道府県別の最低賃金の
改定状況を発表しました。
以前最低賃金引き上げ議論の記事を書きましたが、今回は10月以降
に各地で実施されることになります。



全国平均の最低賃金上昇額は17円上昇して730円となり、改定額を
時給で示すようになった2002年度以降では、最大の引き上げ幅に
なりました。
地域別の最低賃金の改定状況は、下記のようになっています。



最低賃金で働いて得られる所得が、生活保護の給付水準を下回る
「逆転現象」が起きていた12都道府県のうち、青森県・秋田県・
埼玉県・千葉県・京都府・大阪府・兵庫県の7府県では解消され
残る、北海道・東京都・神奈川県・広島県については、2012年度
までに解消を目指すよう厚生省が指導するようになっています。


また改定実施後の全国の最低賃金は642円で、該当するのは鳥取県
・島根県・高知県・佐賀県・長崎県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県の
8県となっています。
最も高いのは東京都の821円でした。

最低賃金は各都道府県により異なりますが、コンプライアンスと
して遵守して行きましょう。



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