2010年08月19日

みんなの廃校プロジェクト

先日、とても気になる新聞記事を見つけたので、ご紹介したい
と思います。
文部科学省発表の新聞記事でした。

 高井美穂政務官       川端達夫大臣
*お二人の写真は文部科学省のホームページの写真を使っています。


見出しは『廃校情報をネット集約』
    『約1000校が放置状態』
  


記事によりますと文部科学省は、廃校となった公立小中学校の
校舎を、民間企業に再利用してもらうために全国の廃校情報を
同省のホームページで一括提供する方針を決定したそうです。
仮称:『みんなの廃校プロジェクト』として9月
よりスタートするそうです。

全国の公立小中学校の廃校件数は、少子化や市町村合併などの
影響で、年々増加傾向にあります。
2002年から2008年にかけての7年間で廃校となった公立学校
3134校もあり、そのうち三分の一相当にあたる999校
が再利用されず、放置状態にあるようです。

これまで廃校舎・施設に関する情報提供は、各自治体が個別で
行ってきたため、再利用を希望する事業者が条件に合った物件
を見つけることが難しかった。
そこで、全国の廃校舎・施設に関する情報を集約したうえで、
広く一般に情報を提供し、自治体と事業者のマッチングを図り
廃校の有効活用を促す方針を決めたそうです。

実際の活用例では『トラフグ・アワビの養殖場』『マンガ本の
保存・展示』等のユニークな再利用も実施されています。

学校の存在は「地域のコミュニティー」として、大きな存在で
廃校のまま放置されているのは、地域にとって大きな損失。
再利用して、「地域のコミュニティー」として復活できること
を願いたいと思います。



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