2010年08月16日

生命保険会社の明暗

先日、大手生命保険会社の2010年4月~6月期の業績が発表
されました。



売上高にあたる保険料収入は、銀行窓口で販売する保険商品
の売上を伸ばした住友生命保険と明治安田生命保険の2社が、
増加する一方、日本生命保険と第一生命保険は減少でした。
新たな販路拡大を成功させた2社が業績向上につながった。と
私は分析しています。


日本生命の保険料等収入は是記念同期比4.2%減少しました。
銀行窓口での定額年金保険の販売が伸び悩びました。
第一生命も前年同期に比べ4.8%減少しました。
前年同期に売上を伸ばした変額年金保険の反動減が原因と、
見られています。

対照的に住友生命と明治安田生命は銀行窓口での一時払いの
終身保険が好調な販売でした。
住友生命が銀行窓口販売の売上を2.7倍も増やしたほかに、
営業社員を通じた保険商品も伸び、保険料等収入で日本最大
の日本生命を上回りました。

トップシェアを維持している企業さんでも、同業他社に狙わ
れ、いつ抜かれるか判らない熾烈な競争が行われています。
自社の『強み』を活かし、環境変化に対応する『戦略立案』
を磨くことに専念し、社員に周知徹底する。

勝ち組み企業さんの必須条件ですよ。





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