2010年03月11日

2010年春闘/続編

現在、大手企業の最大の関心事は春闘(賃金ベースと一時金)。

先日、発表された春闘の知途中経過では、
OKI(沖電気工業)の経営者サイドが定期昇給凍結一時金(ボーナス)
の水準を協議する。と発表しました。
組合側は反発し「電機連合に歩調を合わせて、賃金体系(定期昇給)維持
年間一時金4.0か月の要求」を行うことを決定したそうです。

OKIといえば累積赤字が4000億円を超えており、今期は黒字の予測の
メドがたったとはいえ累積赤字が大きく、人件費の高騰を避けるのは当然
だとは思っていましたが・・・・・
組合側も必死ですね。

また注目のトヨタの組合は「一時金、基準内賃金の5.0か月+10万円」
を要求する方針が決定されています。
昨年の年間一時金が186万円に対し今年は184万円と、ほぼ前年並み
の要求となっている。と発表されました。

来週あたりが2010年度の春闘の組合側の要求が出揃い、激しい攻防戦
の始まりになる予想です。

今年の春闘の結果次第では、中小企業さんの賃金ベースや世間相場にも
影響を及ぼす春闘。
どんな結果に落ち着くのか、目が離せません。



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